社労士についてのイメージを持つことはできましたか?それではいよいよ、社労士試験の概要について紹介していきたいと思います。
試験日 : 年に一度 例年8月の第4か第5日曜日(11月上旬に合格発表)
試験形態 : 選択式、択一式の筆記試験
試験時間 : 10:30~16:40
試験科目 : 労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法
社労士試験の試験科目は上記の通りで、それぞれ選択式と択一式があります。社会保険労務士というだけ会って、労働者に関わる法律の知識が中心となっています。内容は、人事部のわたしからすると当たり前のようにわかる部分もありましたが、全く知らないこともたくさんありました。人事部の実務では、ケーススタディーというか、直面しない問題に対しては全く知識を得ることはありません。なので、総じて難しいといえるのではないかと思います。
選択式はいわゆる穴埋め問題で、8問×空欄5個、空欄1個につき1点で40点満点です。語句を選ぶなどの問題が出題されます。
択一式は、正しいものはどれか、間違っているものはどれかなどの出題で、70問各1点で、70点満点です。選択肢がどれももっともらしい文章になっていて、きちんと理解できていないと答えを見つけられません・・・。
社労士試験の受験資格は、細かく設定されています(このサイトのトップページ参照)。誰でも受験可能な行政書士試験などに比べて、一段敷居が高い感じです。わたしの場合は、大卒なので問題ありませんでしたが(短大卒、高専卒もOK)、専門学校などを卒業した人は確認が必要です。すでに、労働社会保険関係の実務についている人は、年数などによって受験資格が得られます。
学歴や実務経験の項目で受験資格のない人は、その他の国家試験の合格で目指すことができます。行政書士試験では受験資格の設定がないので、先に行政書士の資格取ることで、学歴や実務経験がなくても社労士になることができます。独立の際、社労士と行政書士の両方の資格があれば業務の対応範囲が広がるため、ダブルで取る人は多いようです。ちなみに、行政書士の試験は、社労士より易しいといわれています。
受験資格が厳しいせいだと思われますが、平成21年度の合格者の傾向をみると、7割が社会人です。学生は1.9%に過ぎません。ある程度の社会人経験を積んだ30代の合格が多くなっています。